みんなが好きなものを置いておけばなんかルールも読みやすいんじゃないかという作戦
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脱・初心者を目指すあなたに知っておいてもらいたい基礎知識です。 |
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戦力バランスを無視したゲームでない限り、配役のバランスには一定の法則があります。
まずは、それを知りましょう。基本的には以下の2点です。
1:村人サイドの数 ≧ 人狼サイドの数
2:人狼の数 > 祈祷師の数
ちょっと考えてもらえれば分かると思いますが村人を殺せ、チームを組める(投票の操作が出来る)人狼サイドの数が多いと一方的なゲームになってしまいます。
そして、祈祷師の数が人狼の数以上であるなら一瞬でゲームが終了しかねません。
なので基本的には以下バランスで配役が組まれています。
具体的には・・・
8人の場合 |
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9人の場合 |
人狼2 狂人1 祈祷師1 牧師1 村人3 |
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人狼2 狂人2 祈祷師1 牧師1 村人3 |
人狼2 狂人2 祈祷師1 牧師1 村人2 |
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人狼3 狂人1 祈祷師2 牧師1 村人2 |
人狼1 狂人2 祈祷師0 牧師1 村人3 |
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という感じです。
この事を知ることにより、初日の情報のない中でもある程度の予測を立てることが出来ます。
例えば8人で自分が祈祷師の場合、他には祈祷師はいないであろう、狼は2名であろう、とか
自身が人狼で2名の場合、狂人は1人、祈祷師は多くても1人であろう、というようにです。
そう考えていくことにより、おのずと他の配役数も見えてきます。
もちろん司会者の裁量により上記以外の配役バランスもあり得ます。
そしてもう1つ、期日の設定も目安にはなります。人数が8〜9人の時は、多くの場合"5日目夕方"です。
これより短い場合は祈祷師が多いのではないか(死人が多く出るパワーゲームになるため)
逆に長い場合は牧師が多い(祈祷師、狼が少ない)のではないか(動きの少ないゲームになるため)
というように配役バランスほどではありませんが目安程度にはなります。
当然、ここに書いた以外にも多様な配役バランスが、人数が増えれば更に複雑な配分があります。
自分が祈祷師だからといって"他に祈祷師はいない!"などと決め付けることはぜず、
あくまで目安程度にとどめ、後の展開を見つつ考えていきましょう。 |
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部屋割りは人狼が誰であるかを推理する際にとても重要なヒントになります。
その組合せを紐解いていくことにより怪しい人物が誰であるかを割り出していくことができます。
その為にまず覚えておいていけないことが2つあります。
1:人狼のパスは1回限りである。
2:人狼同士のみが同室の場合は食べないで済む。(通称:狼同室)
※"食べる"とは人狼の能力使用の通称です。(殺す、噛むなどと表現することもあります)
では具体例を挙げながら考えていきましょう。
8人参加(配役のバランスを考えると人狼は1〜2名と仮定して進めていきます)
初めは牧師や狂人のことは考えないで話を進めます。
日数 |
部屋割り |
死者 |
考えられる人狼の動き |
1日目 |
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なし |
1:パスをした
2:狼同室 |
人狼が1人の場合はパスをしています。2匹の場合は狼同室をしたか、2人ともパスをしたかです。
人狼が1人だとするとパスを消費し終わっていることが分かります。= 2日に死人が出る |
2日目 |
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なし |
1:1日目にパスをしていた場合は狼同室
2:1日目に狼同室をしていた場合は、2人ともパス |
人狼が2匹である事がわかりました。(1匹であれば狼同室は不可能&パスは1回のみの為)
1-2日目のどちらかで狼同室をしているので8組の組合せの中に人狼ペアが必ずあることがわかります。
2人の人狼はそれぞれパスを消費し終わっていることが分かります。つまり3日目にはほぼ確実に死人が出ます、もし出なかった場合は1-2日目と同じペアの部屋が必ずあります。(人狼の確定と同義) |
3日目 |
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A・F |
パスがない2人の人狼は食べるしかありません |
2部屋とも人狼が噛んだことは確実ですが、生き残っているC・Fが人狼であるとは限りません。
可能性としては、以下のどちらかです。
1:人狼が食べた(生きているのは人狼)
2:人狼が食べようとしたが祈祷師にカウンタされた(生きているのは祈祷師)
一見A・C・F・Hの誰がどの役なのか分からないように思えるかも知れませんが、これまでの状況を考えれば簡単に判断することが出来ます。人狼が1-2日目に死人を出さずにきたということは必ず狼同室をしています。A・C・F・Hの中で同室があった組合せを考えればいいのです。つまり、人狼は2日目に同室をしているC・Fということになります。そして生きているHは祈祷師ということになります。
他の組合せ(A・F/A・H/C・H)ではパスが1回という条件と合わなくなります。 |
ここでもう1つ大事なことを覚えてしまいましょう、大事なことですがとても簡単です。
それは"人狼ではないことを確定"する方法です。同じく8人で人狼2人として考えていきます。
Aさんは・・・
1日目にBさんと同室でした。そして何も起こりませんでした。
2日目にCさんと同室でした。そして何も起こりませんでした。
3日目にDさんと同室でした。そして何も起こりませんでした。
※"何も起こりませんでした"というのは翌日会議でブロック宣言もなかったということです。
一方でもフブロックがあった"と宣言した場合は含まれません。
この場合、Aさんは人狼でないことが確定します。
なぜならば、1-3日目にそれぞれ違う人との同室であることと人狼のパスが1回のみであるからです。 |
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昼夜の会話では嘘をつくのが当たり前の状況である中、処刑投票はその人の立場や思惑が一番正直にわかる場面です。これが分かってくるとゲームがとても面白くなるのですが、それだけになかなか奥が深く難しいことでもあります。まずは簡単なところから例を挙げながらみていきましょう。
8人ゲームで狼2人と仮定して進めていきます。
昨晩、死人が1名、ある日の会議です。何かがあったと言っているのは2部屋
1 |
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マキシの攻撃をブロックしました。
マキシは狼です。 |
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何もありませんでした。
ナヤは嘘をついているので狂人です。 |
2 |
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ルシは狼で攻撃されたので、祈祷師だった
自分はカンタしました。 |
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死亡。 |
さてこういった場合、死人が出ている部屋の相手を処刑するのが無難ではあり、
セオリとなっている感があります(当然現状だけで判断するのは難しいのですが)
・まだ被害者をだしていないマキシは様子を見る。
・ミラの発言が真実だとしても狼を1匹倒しているので1:1での交換になり、不利にはならない。
・ミラが狼で嘘をついているとすると被害が拡大する。
といった考え方です。
そして投票。
処刑投票 |
配役・本音の一例 |
順番 |
投票者 |
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受投票 |
会議での発言 |
役名 |
本音 |
1 |
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⇒ |
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死人を出しているミラに入れます。 |
祈祷師 |
人狼2=祈祷師1と考えると
ミラの発言は嘘 |
2 |
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⇒ |
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祈祷師なのでカウンタをしました。
怪しいマキシに入れます。 |
人狼 |
マキシを人狼に
仕立て上げないと |
3 |
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⇒ |
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ナヤのブロック宣言は嘘です。
死人を出しているミラに入れます。 |
村人 |
同左 |
4 |
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⇒ |
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ブロックし狼だと分かって
いるのでマキシに入れます |
狂人 |
嘘ブロックでマキシ処刑
合わせてきた2人は人狼? |
5 |
|
⇒ |
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ミラの言うことを信用します。
なのでマキシに入れます。 |
人狼 |
ナヤは狂人かな
ミラをかばおう |
6 |
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アナタ |
村人 |
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7 |
|
⇒ |
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死人を出しているミラに入れます。 |
牧師 |
人狼2なら牧師1かな?
とするとナヤの発言は嘘 |
自分が祈祷師であると言っているミラ、ブロックしたと言っているナヤがマキシに入れ、
他の人は無難に死人を出したミラに入れています。
ここで着目すべきは、テチの投票です。マキシに投票をしています。
見ようによるっては、ミラが処刑されないようにかばってもう1人の容疑者候補である
マキシに入れているようにもみえます。(考え方はそれぞれなので一概には言えませんが)
こう言った違和感のある投票を覚えておくことにより、以降の推理の判断材料にすることができます。
例えば、翌日にテチが死人をだしたり、ミラとテチが同室で死人が出なかった場合など、
テチとミラが人狼ではないかと考えることが出来ます。
上記の例を見てもらえば分かりますが、あなたの投票(6番目)の時点で、もしあなたがマキシに入れればその時点でマキシの処刑が決定します。ミラに入れたとすればピンに委ねられることになります。
つまりアナタのいれる1票が処刑に大きく関係する、ということを理解しておいてください。
推理して考えたけどよく分からない、だから発言を聞いて自分の信じたほうに投票する。これならば問題ありません。しかし、よくわからないから多くの人が投票してるほうに入れておこう。これは大問題です。
人任せにするのではなく、自分で考えてたとえわからなくとも、自分で決めるべきです。
また、どうしても判断がつかない場合は自分自身に投票する、という手もあります。
ただその1票が足りないために人狼が処刑できない、などのケースもでてきますので、
何れにせよ慎重に判断する必要があります。
ゲームをやっているとよく耳にする言葉「投票を割る」これについての説明をします。
処刑投票は同票者が2回出る(⇒決選投票)とその日の投票は無しになることから、
人狼と確定できる人がいない場合になど、わざと投票を割って処刑を無しにする場合があります。
昼の会議の時点で、誰に投票をして票を割るかを決めておくことが多いようです。
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ゲームをプレイする際には必ずメモを取りましょう。
今まで書いてきたようなことをメモしておけば推理の役に立ちます。
参考までに管理人のメモを載せておきます。
・配役数予想 ・参加者の名前 ・日数 ・部屋割り ・処刑投票 ・ブロック宣言
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